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なぜ大手企業は、スピーチジャパンの研修を実施したのか?

単なるプレゼン研修に留まらないプラスαがあるところが、やっぱり大きなポイントだった

プレゼンや話し方という内容に限らない研修だった

三橋
藤井さんとは、出会ってから2年ぐらい経ちましたね。当時「弊社の研修をやってみようと思われた発端」はどんなところにあったのでしょうか。
藤井
「紹介された」こともありましたが、それよりも、プレゼンや話し方という内容に限らない研修だったという点ですね。三橋さんならではの、たくさんの業界をご存知だったりとか、さまざまな会社さんとのコミュニケーションから培われた、単なるプレゼン研修に留まらないプラスαがあるところが、やっぱり大きなポイントだったと思っています。付き合いの古い会社さんからもよく話を聞くのですけど、プレゼン講習というのが若干マンネリ化していたこともありました。パワーポイントの使い方があって、起承転結があってという、ごく普通でありがちなパターン。ちょっと失礼な言い方かもしれませんが、「こういうのはもういいかな」という思いもなきにしもあらずでした。
そんな時に、今までとは毛並みの違う研修ということでご紹介頂いて、「あ、ちょっと面白いかな」と感じましたね。もちろん、三橋さんの人柄という面も加わって「ちょっとやってみようかな」と。
三橋
「アナウンサーが研修講師である」と聞いた時、研修内容について何かイメージはありましたか。
藤井
しゃべり方が中心になるのかなというイメージは最初にありました。けれども、お会いして話しているうちに、逆に、それは二の次みたいにされていることが分かってきました。非常に面白いなと思ったんですよね。
三橋
アナウンサーというと、みなさんやっぱり、早口言葉だとか、腹式呼吸だとか発声だとかを連想されます。おっしゃる通り、僕は敢えてそれを否定しているわけです。実際に当日ご覧いただいていかがでしたか。前半は講義、後半は個人レッスン的な感じでしたが。
藤井
プレゼンの研修というよりは、どちらかというとコンサルという印象を受けました。まずは仕事の悩みというのを、三橋さんがいろいろ聞き出して、引っ張り出して、じゃあ実際にどうするかっていうところに持っていく。ここが、非常に上手だなと思いましたね。
三橋
あの時の受講者は5人でしたね。悩みも能力もそれぞれが微妙に違うという中で研修をやらせていただきました。
藤井
一人ひとり全く違う仕事をしていて、おのおのがプレゼン資料を持ってきて、それぞれに対していろいろアドバイスをいただくというのは、ホントに身になります。そういう意味でもいい研修内容ではないかと思いました。

プレゼン次第で仕事がうまくいく、いかない、と感じる部分は大きい

三橋
エプソン販売さんの場合は、外に出る営業というよりはメインは部署間のプレゼンですよね。そこでのプレゼンや話す必要性、重要度についてお話いただけますか。
藤井
社内の人間に対してのプレゼンというのは非常に重要なのです。全国200人300人という営業を、いかにやる気をうまく出させて最前線に立たせるかというところがひとつポイントになっていますから。社内でのプレゼンを受けた現場の営業たちが、今度は、それをいろんな代理店やお客さんに発信していくという流れのきっかけでもあります。直接的なCMというコミュニケーション以上に大事だといえるのです。社内のプレゼンでの伝え方によっては、最終的にお客さんの心にも残るものになるのではないかと思ったりしています。
三橋
私も一度商品の発表会を見学させていただきましたけど、量販店の方もいらっしゃるのですね。
藤井
販売するヘルパーさんの教育係が来ていて、あの話を聞いて全国1000人2000人のヘルパーに教育して、それが何万人っていうお客さんに広がっていくのです。商品発表会は、非常に大事な教育というか、本当に大切なプレゼンの場だと思います。
三橋
ビジネスマンにとっての話す力の重要性について、何か感じていらっしゃることはありますか。
藤井
やっぱり、プレゼン次第で仕事がうまくいく、いかない、と感じる部分は大きいですね。相手に「うーん」と唸らせるところまではいかないにしても、納得させると、その後の仕事の進め方が断然変わってくるものです。極端な例ですけれど、プレゼンの資料がたとえなくとも、しっかりと話ができれば、結構うまくいく。準備しなければ、なかなかいいプレゼンはできないですけど、やっぱり話し方というか伝え方というのは大事かなと考えています。

業種業態を問わず、育成予備軍みたいなポジションにいる方には非常にいい

三橋
特に五人のみなさんに、研修をきっかけに何か考え方が変わったですとか、効果が得られたといったお話はございますか。
藤井
人それぞれで、もともと、タイプもプレゼンの仕方も考え方も全然違ったと思いますけど、三橋さんが「いま思っていることを本当にストレートに伝えればいいじゃん」といった言葉は、それぞれにとって大きかったと思います。今までと全く違った研修スタイルの中で、たぶんそこが、非常に彼女ら彼らにとっては「あ、そうしていいんだ」という大きな安心感というのでしょうか、自信につながったのではないかなと思います。
社内向けのプレゼンをやればやるほど、「こういういろんな質問をされるだろうから、それに対してはうまく答えを出す」とか「こういう質問はあまりこないように」みたいなプレゼンへとだんだんなりがちになるものです。そこのところを、「ストレートな方がやっぱり分かりやすいよ」と原点に戻してくれたのは、非常に大きな収穫だったのではないかと思います。
三橋
ありがとうございます。実際ご受講いただいて、弊社のプレゼンテーションの講義、コンサル的な内容は、特にどんなビジネスパーソンに効果的だと思われますか。
藤井
難しいですね。誰が聴いてもいいと思うんです。でも、若手中心とか、かつ、若手の中堅を束ねている人間には非常に勉強になるのではないでしょうか。業種業態を問わず、育成予備軍みたいなポジションにいる方には非常にいいのではないかと。
三橋
最後に、藤井さんご自身のビジネスに対する意気込みをお願いします。
藤井
今、コンシューマー向けのインクの全国の売上げの責任を背負うポジションにいます。ウチの会社の利益の根幹というか屋台骨を背負っているような部門なので、しっかり責任を全うして、会社のみんながハッピーな方向に行ける土台になれればなと思っています。
三橋
すでに年末商戦を見据えて動かれているそうですが、私も陰ながら応援させていただきます。今日は本当にありがとうございます。
藤井
ありがとうございました。

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